1. はじめに 心理療法における「癒し(Healing)」は、単なる症状の消失や社会適応の回復という医療モデル的・還元主義的な枠組みに留まるものではない。深層心理学を中心とする心理療法において、治癒とはクライエントの存在のあり方が根本的に再編成され、世界と自己との関係性に新たな意味が見出されるプロセスを指す。...
現代日本の40代の心理士たちはなんて優秀なんだろうか? 私のオフィスの40代スタッフたちもそうだけれど、すでに出版物等でも名を馳せている40代心理士たちの優秀さには、限りない希望を感じる。...
第12章 統合的心理療法が最も役立つ複雑性PTSDの治療―トラウマのメガネと統合的技法が最大限生かされる時 1.はじめに この章では、統合的心理療法の応用編として、トラウマインフォームドケアの考えに基づく複雑性PTSDの統合的治療について、解説します。 近年、トラウマインフォームドケアと、複雑性PTSDの治療が注目されてきています。...
開業心理療法のサバイバルモデルーコロナ禍からWithコロナ、afterコロナまでー 福島哲夫(成城カウンセリングオフィス/大妻女子大学) 1.はじめに...
1.はじめに 教育相談や青少年相談においては、子どもや青少年本人へのカウンセリングと並行して親への面接を継続的に実施する場合が多いでしょう。また、スクールカウンセリングにおいても、この親面接は重要な業務と言えるでしょう。 けれども、ほとんどの心理士(師)は、この親面接のトレーニングを受けてきていません。...
この2年近くの間、新たに誕生した公認心理師たちの「主治医の指示」に関する過剰反応を見聞きしてきました。そして、とうとうクライエントさんから、この過剰反応に対する疑念を聞かされましたので、重要提言としてお伝えします。(長文になりますので、お急ぎの方は最後の「まとめ」だけでもお読みください)...