専門家、非専門家に限らず、広くご意見をお出し下さい。
公認心理師パブリックコメントが8月16日の締め切りとなっております。
国民の福祉に大きな影響がある施策となりますので、ぜひご意見をお出し下さい。
私は、以下のような内容を提出しました。
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国民が安心して質の高い心のケアなどの臨床心理サービスを受けられるように以下の点を要望します。
1.主治医の指示は真に必要な場合のみに:
主治医とカウンセラーが同一機関内に所属していない場合、クライエント(未成年の場合は保護者)の同意があった上で、指示をはじめて受けることが可能となること、緊急時で主治医の指示を受けることが難しい場合、1回のみの相談の場合、学生相談、スクールカウンセリングなどでは主治医の指示を得てからというのは現実的ではないので除外してほしい。
医学モデルと臨床心理学モデルは異なり、対等で独立したものであることがクライエントの福祉に寄与するものです。
2.経過措置の対象(現任者)を限定してほしい:
経過措置の対象が非常に幅広く解釈できるが、それでは結果的に心理臨床職とはいいがたい、非常に低いレベルの資格になっており、国民の福祉にかなうものではない。経過措置の対象を「心理臨床業務従事者」に限定してほしい。
3.実務経験3年以上に:
学部だけで大学院に進まない場合の実務経験を3年としてほしい。こころという重要な事柄を扱う上で最低限の年限を確保することが国としての責務です。
以上
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提出先は以下です。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495170114&Mode=0